季節風カーチベー波 アジサシも到来

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季節風カーチベー波 アジサシも到来

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めちゃくちゃ忙しかったです。気がついたら、梅雨入りの記事を書いてからあっという間に一か月以上が経過してしまいました。今は梅雨も明けて毎日猛暑が続く沖縄。

この赤丸の中にいるのは花ちゃん

日影がないと熱中症で死んでしまいます。

うちのまえだファームに植えたドラゴンフルーツは全部、この花ちゃんに食べられてしまいました。

ドラゴンフルーツはサボテンの一種。とげも唇とかに刺さるとかなり痛いはずなので、まさか食べられないと思いましたが、見事にやられてしまいました。花ちゃんの尿を振りかけたり、彼女の糞や泥を塗ったりいろいろ試したものの、効果は続かず、数日すると結局食べられてしまいます。

それで現在のファームはほとんど耕作物がなく、ミニミニ動物園のようになってしまった。

近所の子供たちにも大人気

生まれた子ヤギ、メイメイは角があったので、ヤギ農家にお願いして除角した。バーナーで根っこから焼き除くのですが、恐ろしかった….

でも除角しないと、後に子供たちに怪我させたりするので、すぐに食肉用として売る以外で飼うならヤギの除角は大切。

先回の記事で書いたように里親になった保護犬が逃げてしまいましたが(今も捜索中)、もう一匹の子犬をゲット。飼い主は二匹のうち、好きな方を選ばせてくださった。

花の色が赤い方の犬をチョイス。名前はルーキー。まだウサギと同じくらいの大きさ。

しかしながら、ファーマーというのは本当に忙しいですね。

土を整えるには時間体力だけでなく、意外とお金もかかる。うまくいかなければ投資したお金は戻ってこない。しかも土が万全でも天気や害虫などの要因でうまく耕作物ができるかは確実ではない。

その上炎天下の中、雑草を取り除いては、水やりも定期的にしなければならない。それをしたからと言って、一か月後にお給料をもらえるわけではなく、すべては収穫して完売できるかにかかっている。

農家人口が減る理由もよく分かります。

今は工作物の作戦練り直し。その間は花ちゃんの乳しぼりの勉強。意外と難しい。立派なヤギからは一日朝晩絞って合計2L以上の乳が取れるはずなのに、花ちゃんからはわずか数百ml. 理由は子ヤギが全部飲んでいるから。それで最近は日中、子ヤギを花ちゃんから離して夕方に絞る。

絞ったミルクは飲んだりしているが、妻がヤギミルク石鹸を作りはじめた。

これで沖縄の良いお土産になればと思い、ラッピングのデザインもデザイナーの方に依頼し、3つが出来上がる。

さて、コロナでほとんどお客さんがいなくなってしまいましたが、6月に入るとサーフィンレッスンのお客様がボツボツ来てくださってます。この時期は南西の季節風、カーチベーがもたらす風波のおかげでサーフレッスンにちょうどいい波がコンスタントにあるので助かってます。

ツインロックズ、双子岩には例年のようにアジサシも産卵のため到来。

今朝は、久しぶりに青の洞窟にも。やっぱり青の洞窟は朝ですね、太陽の光が幻想的な色を作り出す。

カーチベーは南西の風

沖縄はすでに梅雨明けになって一週間経過、でも本州にはまだまだ長い梅雨前線が停滞。

この梅雨前線が沖縄本島の上にある間はカーチベーが吹き続け、真栄田岬ではチョッピーな波だが、ロングボードやファンボードなら遊べるコンディションが続く。

子犬とカーチベーウェイブでSUPサーフィンした動画↓↓↓

*真栄田岬では必ずコインパーキングを使いましょう。

カーチベーの季節が終わると、台風が来ない限り、東シナ海側には波は立たない本格的な夏の到来。夏は太平洋側のポイントが楽しみ。