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海上コンテナ 基礎

Category : Construction

 

○鉄骨造の柱の脚部を基礎に緊結する構造方法の基準を定める件
建築基準法施行令第六十六条の規定に基づき、鉄骨造の柱の脚部を基礎に緊結する構造方法の基準を次のように定める。

 

露出形式柱脚ですが、これが最も汎用性の高い柱脚の固定方法です。
設計も単純明快ですし、正直なところ、設計や施工を通じてめんどくささがないといったところではないでしょうか。

告示においては、イからへまでにアンカーボルトとベースプレートについて細かく規定されています。
文言は多いですが、書いてあることは単純ですので、解説書などと一緒に読めばすぐに理解できるはずです!

部位
アンカーボルト アンカーボルトは、柱の中心に対して均等に配置
アンカーボルトには、座金を用いる
アンカーボルトのナット部分の溶接、ダブルナットその他これらと同等以上の効力を有する戻り止めを施す
アンカーボルトの基礎に対する定着長さがアンカーボルトの径の20倍以上
アンカーボルトの先端をかぎ状に折り曲げるか又は定着金物が設けたもの(アンカーの付着力を考慮してアンカーボルトの抜け出し及びコンクリートの破壊が生じないことが確かめられた場合を除く)
柱の最下端の断面積に対するアンカーボルト全断面積の割合が20%以上
ベースプレート厚 鉄骨柱のベースプレートの厚さをアンカーボルト径の1.3倍以上
アンカーボルト孔 アンカーボルト孔の径はアンカーボルト径に5㎜を加えた数値以下
絶縁距離 絶端距離を次の表に掲げるアンカーボルトの径及びベースプレートの絶縁部の種類に応じて、定める数値以上の数値
*絶端距離:アンカーボルトの中心軸からベースプレートの絶縁部までの距離のうち最短のもの

借地力支柱杭基礎工法