今日は真栄田岬か….

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今日は真栄田岬か….

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昨日まで冬型の気圧配置で東シナ海側は大荒れでしたが、本日はうねり消滅。

現在の砂辺。午後のサーフタイムにはもう波はなさそう。

現在の真栄田岬。午後のサーフタイムまでうねりは残ってるかも。

昨日はダブルオーバーでしたが、風がそれほど強くなかったので、真栄田岬でカヤックツアー催行。

小岩の横、後方にデカい波が来てました。

ダンパー気味のチューブ、次の瞬間

ドッカーン!

こんな波でサーフィンしたら、大怪我に繋がりますので、絶対にやめましょう。

しかし今日は風向き予報は東北東で、うねりもかなり消滅しているので、午後のサーフタイムなら結構グッドウェーブが期待できるかもしれません。

昨日の夕方の真栄田岬

これなら明日(本日のこと)、サーフィンできそうと考える。

昨晩の真栄田岬の波の動画↓↓↓

しかし、今日は午後から通訳の仕事で那覇市に行かねばならず、残念ながらサーフィンできず。

伊計島もオンショアジャンクでサーフできません。

さて、台風26号の行方は?

非常に強い勢力の台風26号(ノックテン)は、フィリピンの東を西に進んでいます。今後も西寄りに進み、26日(月)頃に非常に強い勢力でフィリピンに達する予想です。

明日あたり、スーサイドにはうねりが到達しそうですが、予想では東寄りのオンショアの風なのでグッドウェーブは期待できず。

意外と27日、28日当たりにこの台風のうねりが東シナ海側に到達しているという可能性もあります。そうなると、今年の台風17号、メギーがもたらしたようなワールドクラスの波が砂辺に来るかも?!

メギーの時の衛星画像↓↓↓

17

swell

 

今日の午後の予想気圧配置。27日,28日あたりにノックテンが台湾に上陸すれば(台湾の方、ごめんなさい)、メギーの時と似ることになります。

メギーの時の気圧配置

typhoon

今年の最後と思われる台風、沖縄サーファーにサプライズギフトをもたらすでしょうか…..

ところで、今年は台風が少なかったという印象だったので、年間の台風の数を調べてみました。

 

ノックテンが最後とすると、今年の台風の数は26。ほぼ昨年と同じ、そして一昨年の23より多い。

今年は台風が沖縄本島を直撃することがほとんどなかったので、少なかったという印象だったのでしょう。

いずれにしても、今年は台風の被害が少なく、ツアーのキャンセルもほとんどなかったです。ショップの地主さんの方も、今年はサトウキビの収穫が順調と言っておられました。

かといって、台風が全くないとこれまたたいへんなことになります。

台風の恩恵

台風の強い風は、海の表層をかき混ぜます。すると、海面付近の温かい水と海深くの冷たい水がかき混ぜられて、結果的に海面付近の水温が下がります。この水温の影響を大きく受けるのが「サンゴ」。サンゴに適した水温は25~28℃といわれており、水温が高すぎる状態が続くと白化し、さらには死んでしまうこともあります。サンゴが死んでしまうと、サンゴ礁をすみかにする生物が減り、さらにはそれら生物を食べる生物が減り、最終的には生態系のバランスが崩れてしまいますが、海水のかき混ぜ効果がこれらを防ぐ働きをしてくれています。さらに、かき混ぜによる効果は水温への影響だけではありません。酸素を多く含んだ表層の水が酸素の少ない深層まで運ばれ、生物にとって必要な酸素を海底付近へ供給してくれます。このように、台風の強力な風によるかき混ぜ効果が、実は生態系の維持に大きく貢献していたのです。

一方で、強風による波浪でサンゴ自体が破壊されてしまうこともあるため、台風の勢力が強すぎると、デメリットの要素も出てくることが近年指摘されいます。このように、様々なバランスの上で生態系が成り立っています。(出典元:tenki.jpより)