サーファーズイヤーと診断されてしまいました….Surfers Ear

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サーファーズイヤーと診断されてしまいました….Surfers Ear

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最近、耳かきのし過ぎでしょうか、耳の中に傷がついて外耳炎になってしまったので、耳鼻科に行きましたら、なんと

サーファーズイヤー

と診断。

これは結構深刻です。

サーファーズイヤーについては、昔から聞いていましたが、実際には何のことかさっぱり分からずネットで調べてみると、宮崎大学医学部 耳鼻咽喉・頭顎部外科によるサーファーズイヤー(Surfer’s Ear)の解説サイトに分かりやすい説明がありました。

surfersears

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サーファーズイヤー(正式名称は外耳道外骨腫、exostoses of external auditory canal)は、外耳道に長期間冷水刺激が加わることにより、骨部外耳道の骨増殖性隆起が生じた状態を指します。古くから潜水夫や、頻繁に水泳をおこなう者に多いことが知られていましたが、特にサーファーに好発することから1977年に Seftel によって命名されました。 サーファーズイヤーは、水上、水中スポーツ愛好家、職業ダイバーに多く生じます。サウナ愛好家の中には、サウナで暖まった後に、冷水に飛び込むことを習慣とする例があり、そのような場合にも形成されることがあります。

組織学的には外耳道外骨腫(exostoses of external auditory canal)であり層状の構造が認められます。『腫』という文字が入っていますが、腫瘍性病変というより、外耳道に長期間加えられた冷水刺激に対する反応性の骨増殖性変化とみなす考えが主流です。
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確かに、本日耳の中の画像を見せてもらったら、耳の中の穴の直径が正常な人の50%くらいで、以下の画像のGrade3に近かったです。先生も、結構驚いていました。

surfing

 

結構ショックでした。

先生曰く、10代からモズク取りをしている現在80歳のおじいさんとかが、時々中耳炎で病院に来ることがあるけれども、サーファーズイヤーの人はめずらしいとか。

直すのは外科処置で、隆起した骨を削るそうで、沖縄ではあまりそういう手術をする病院はないので、手術をするなら本州に行くようにとも言われました。

photo2

 

恐ろしい手術です。

ひとまず、サーファーズイヤーによって難聴にはまだなっておらず、不便も感じないので、手術は考えていませんが、これ以上悪化しないよう、耳栓の使用は必須となりました。

さっそくダイソーで買ってきました、耳栓。

plug

 

皆さんも、一度耳鼻科で見ていただくことをお勧めします。私の場合、サーファーズイヤーの症状はなく、外耳炎にならなければ耳鼻科には行かず、結果として気づかなかったので……