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答えが分かった、なぜこの冬は沖縄最悪の天気なのか

先月の2020年12月は、ほぼ毎日曇り、そして頻繁に強い北風と雨がセットになった日が多かった。

あれ、沖縄の冬ってこんなんだったっけ…と何度も思ったが、今朝ネットを見てスキッとする説明に遭遇。

沖縄タイムスの記事だ。

沖縄12月の日照時間、過去最少 46年ぶり記録更新

2021年1月5日 16:57
沖縄気象台は5日、沖縄地方の2020年12月の月間日照時間が過去最少だったと発表した。地域ごとの日照時間の平均値「地域平均月間日照時間」は平年比37%で、12 月としては統計を開始した 1946 年以降最も少ない値を更新した。これまで歴代1位だった1974年の43%を6%下回った。

地域別で12月の月間日照時間が最も少なかったのは与那国島の24.9時間。これは同地域の平年比38%だった。続いて西表島32.1時間(平年比43%)、宮古島35.8時間(同35%)、久米島37.1時間(同37%)、石垣島37.4時間(同35%)だった。

那覇の12月の月間日照時間は45.9時間で平年比40%だった。

沖縄地方の地域平均月間日照時間の少ない方からの順位
順位 平年比(%)
1 2020 37
2 1974 43
3 1952 44
4 2011 46
5 1947 46

 

日照時間が少なくなった要因として、沖縄気象台は、寒冷な「シベリア高気圧」とフィリピンの東の暖かい「太平洋高気圧」がいずれも平年より強く、この二つの高気圧に挟まれた沖縄・奄美から日本の南にかけて前線帯が広がったことが要因とした。南からの湿った空気が入り、前線の活動が活発にになったり、シベリア高気圧の張り出しに伴い寒気が流れ込んだことにより、雲が広がりやすい日もあったことから、曇りや雨の日が多くなったとしている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/688260

——————————– 記事はここまで ——————————–

ということで、理由は「寒冷なシベリア高気圧とフィリピンの東の暖かい太平洋高気圧がいずれも平年より強く、この二つの高気圧に挟まれた….ことが要因」

確かに沖縄本島に伸びる前線を境に等圧線の間隔が全く異なり、前線の場所が谷となっているのが分かる。

やっぱり、今年の冬は異常だったんだ。

 

 

 


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2020年も終わり いろんな意味で大荒れがつづいた年

2020年も終わりました、コロナで始まり、コロナがピークで2021年へと移行してしまった。

第一波が始まる前は沖縄本島にコロナ感染者が一人いただけで緊張感があったが、第三波の今では恩納村だけでも15名、それでも緊張感が緩んでいる気がする。県内では累計5307人。

自分としては観光客がいなくなった分、時間ができたのでヤギや農業、そして土地の購入からコンテナビジネスなどに時間を費やすことができた。これはすべて続く2021年に向けての準備期間だ。どんな展開になるかが楽しみ。

一方、コロナの終息を願う。

さてこの12月は文字通り大荒れの日々でした。例年になく雨や強風の連続で梅雨のようだった。等圧線がこんなに密になるのは見たことない。

さすがにこうなると北風は秒速10Mを超え、台風並みの強風になり東シナ海側は大荒れ。

12月の数日間の海の様子を動画にしてみた。

昨日まではどこのポイントもクローズアウトだったが、元旦の今日は砂辺がグッドウエーブ。読谷はどういうわけかトロイ波でサーファーもほとんどおらず。一方、真栄田岬はいつものパターンでクローズアウト。明日もうねりが残っていればいいが。