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Category : 海水魚にトライ
昨晩、大発見がありました。
先週、採取したばかりのウニを観察してましたら、その下に何者かの糞がたくさん。
妻を呼んで、
「ホラホラ、これ見て。これ誰かの糞だね」
「あ、ほんとだ」
「きっとウニの糞だよ。だって、ウニの真下にあるじゃない。だからウニなんて入れない方がいいって言ったでしょう」
「何をいっとるんや、このウニの位置から糞をしたとしたら、ウニの頭の上に肛門がないと出けへんで。頭に肛門なんであるはずないやろ」
と、ウニを水槽に入れた自分を正当化し、こっそりネットで調べてみると……
なんとウニの肛門は頭のてっぺんにあるのでした。
あの大量の糞は明らかに、この沖縄ナガウニの仕業でした。
またもや妻が正解。
水槽内を掃除してくれると言われて採取したのに、こんな大量に糞をされるとは!
しかし、よく考えてみると肛門が口と同じ場所にあるというのもおかしな話で、やはり口とは反対側にあるべきですね。
妻に何と説明すべきか迷いつつ、再びウニのところに戻って見ると….
失望が喜びに変わるのに時間はかかりませんでした。
なんとヤドカリがこの大量のウンチをあっという間に全部食べてくれたのです。一時間後にはウニの糞はどこにも見当たらず。
ヤドカリ投入には大賛成だった妻、しかし調子に乗って大量にヤドカリの数を増やしたことには不賛成だったので、
「お、すごいよヤドカリ!さっきの糞を全部食べてるよ」
「そういえば、さっきの糞はやっぱりウニが犯人やった…. 自然の循環ってすごいなぁ」
水中の生態系(aquatic ecosystem)は、すごいですね。
これと同じものを人工的に、水槽の中で実現するにはやはり外部フィルターなどの装置が必要になってきますが、天然海水やライブロックが入手しやすい沖縄在住者にとってはかなり有利です。
最初は全く関心のなかった海水魚飼育、娘たちのためにと思って水槽を立ち上げて一か月半経過。いろいろな意味で勉強になってます。