ゴールドコースト トラブルだらけのサーフトリップ Part I.
Category : サーフトリップ
昨年(2017年)も、がんばりました。夏はほぼ休みなしで忙しく、12月は自分の褒美に中国のカヤックメーカーを訪問するついでにバリ島でサーフィンを計画。
ところが、火山の問題でキャンセル。しかしいい波でサーフィンはしたい…
自分は一度も海外でサーフィンをしたことがありません。
それで、急遽スナッパーロックスの波を求めて、ゴールドコーストに旅程を変更した。
スナッパーロックス↓↓↓
一緒にバリに行くはずの友人は、オーストラリアは経験済みで費用もバリよりかかるのでキャンセル、自分一人の旅となる。後に行かなくて良かったと言う羽目になるとは分からず…
利用した飛行機は
那覇出発で目的地が上海とブリズベーンの二箇所の格安チケット、往復8万円弱、オーストラリアの空港税が高く結局10万円をオーバーしたものの他社より安い。
しかし!
なんと中国東方航空、サーフボードの超過料金が那覇ー上海間が片道500元(約9,000円)
そして、上海~ブリズベンが1500元(28,000円)
往復で
合計74,000円チャージされます。
ボード持ち込みサーフトリップであれば、中国東方航空は絶対にやめた方がいいでしょう。
仕方なく上海までは9千円払ってボードを運んだものの、上海のソフトトップを作っている会社に「これとおんなじのを作ってね」と言ってプレゼント。オーストラリアではレンタルしよう。
上海ではいくつかの会社を訪問して、毎日手厚いおもてなし。
カエルの肉の入った野菜スープ 辛かったぁ。
魚、甘くてカリカリ。
シャコ、殻が海老よりも数倍硬い。
あさり、日本人にはなじみのある味。
豚肉、脂身がとろけるほど柔らかく、甘い。
デザート、食パンの耳にアイスクリームが染み込んでいた。
8年ものの赤酒、深みのある味。
「まぁまぁ、ご遠慮せずにお飲みくださいな」
ホテルの朝食もバイキング方式でうまかった。
那覇空港でサーフボードの超過料金9,000円を払ってボードは手放したことなどは、もうどうでもよくなった。
スカイプで娘たちに、「パパはお土産買ったからねぇ~、明日からはオーストラリアだよ~」
上海の三日間はすばらしく、旅の目的200%達成。充実感と共に、すでに思いは真夏のゴールドコーストへ。
上海は真冬で、しかも雨風が強かったので真逆の環境に間もなく突入する。
夜の便でブリズベーンへ発つべくチェックインをすると….
「お客様はビザをお持ちでしょうか」
「え、わたしはジャパニーズなのでビザは必要ないと思いますが….」
「オーストラリア入国には事前にETA申請をしなければなりません」
「What?!!!」「そんなの知らないっすよ。どうすればいいんですか?」
「1Fのビジネスセンターのカウンターでお尋ねください。ネットで申請できます。あと30分でチェックインが閉まるので、今から急げば間に合うと思いますよ」
ビジネスセンターで、息を凝らしながら….
「えっと… 自分は日本人でオーストラリアに行くにはETA申請というのが必要らしく、それはネットで出来ると聞いたのですが….」
ビジネスセンターのお姉様たちは、そんなことは一切知らないようで、「3Fのビザサービスへ行った方がいいですよ」
「えっ、3Fですか?たった今、3Fから1Fに降りてきたのに… ま、いいや、サンキュー!」
3Fのビザサービスは、先程のチェックインカウンターのすぐ隣だった。
「えっと… 自分は日本人でオーストラリアに行くにはETA申請というのが必要らしく、それはネットで出来ると聞いたのですが….」
「出発は何時ですか?」
「22:00です」
「あ、じゃぁもうだめですね、オーストラリアの場合は二時間必要なんですよ」