伊計島・米軍ヘリ不時着、沖縄県が安全対策徹底求める

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伊計島・米軍ヘリ不時着、沖縄県が安全対策徹底求める

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TBS NEWS

20日夜、沖縄県うるま市の伊計島(いけいじま)の農道にアメリカ軍のヘリコプターが不時着した問題で、県は沖縄防衛局に抗議したうえで、安全対策の徹底などを求めました。

20日夜、沖縄県伊計島の農道に不時着したアメリカ海兵隊のヘリは、21日午前11時過ぎ、機体の点検を終えて離陸しました。

海兵隊は「普天間基地に戻る際に警告ランプが点灯したため、予防着陸した」と説明しています。けが人はいませんでしたが、現場ではオイル漏れが確認されたということです。

そして21日正午ごろ、沖縄防衛局の中嶋局長は沖縄県庁を訪れて、不時着について説明したうえで、ヘリが普天間基地に戻ったことを伝えました。

「ひとつひとつの事故・事案というのは、あってはならないことで間違いないので、我々として遺憾だと考えています」(沖縄防衛局 中嶋局長)

沖縄では先月、オスプレイが不時着し大破したばかりで、基地問題を担当する県の謝花知事公室長は、「なぜこのようなことが立て続けに起きるのか納得できない」として、防衛局に抗議したうえで、安全対策の徹底などを求めました。(21日17:38)